最新記事
ウィルタンクとキナックス「御朱印帳」トップ >
お百度ットコム
> 十八踏み目 タマタマ石(基山山頂)
十八踏み目 タマタマ石(基山山頂)
2007年07月28日
山頂のとんがり
草スキー場の急斜面をのぼり、展望所のある広場を抜けると、そこにタマタマ石が鎮座する。
高く先端が尖ったものに、神は宿りやすいとされているが、今や、昭和7年に建立された「天智天皇欣仰碑」の方が天に刺さる。基肄城は天智天皇の国土防衛&外交政策による建造物なので、由来はそこんところ。
さて、タマタマ石である。荒穂神社の由緒では、玉々石と書くとされているが、霊々石と書く場合もある。
民俗学的に荒穂神社のご神体、つまり原初神道において、神が降臨する岩=磐座(いわくら)と考えられている。
ちなみに、山そのものをご神体とする場合はその山を神奈備(かんなび)という。富士山は最大のそれである。
基山山頂から、天候が絶好調の時は遠く有明海が見渡せるというから、磐座に神宿りされた五十猛神は絶景に喜んだであろう。
この見晴らしの良さが、有明海方面から攻め込んでくるかもしれない、唐・新羅連合軍警戒の最前線基地となった要因でもある。
● 執筆者: 高野龍也
高野龍也 1971年福岡市生まれ。印刷会社営業から、地元出版社勤務、フリーペー パー発行などを経てフリーライターに。2001年から3年間、某紙 企画で九州各地を取材して放浪。市町村単位で150市町村を踏破。 2005年10月よりペーパーカンパニーに参画。現在も紙面、企業広報紙、ホームページなどにて執筆。趣味は、写真を撮ること。パイプおよび喫煙。散歩。
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL