ウィルタンクとキナックス「御朱印帳」トップ > お百度ットコム > 二十二踏み目 明王寺(日田市)

二十二踏み目 明王寺(日田市)

2007年08月02日
お寺は集会所

myououji.jpg 先日、日田の界隈をウロウロした。幕末、日本きっての教育者であった広瀬淡窓の「咸宜園」を見て、豆田町を散策すること2時間あまり。途中見かけたこのお寺に、ずっと同じおばちゃんがいて楽しそうに話しているのがとても印象的だった。

 お寺は江戸時代、戸籍を管理する役所でもあり、手習いをする学校であり、寄り合いをする公民館であり、と、いろいろな機能があったと思われるが、まさにそんな様子を彷彿とさせる光景だった。



 場所は咸宜園跡のすぐそばにある。観光スポット豆田町に隣接してもいる。町名を淡窓町といい、お寺の別名を淡窓不動尊ともいう。ググって見ると、ちゃんとしたホームページがあった。副住職のブログもあって、御詠歌のバリ島公演などをしておられる。天領日田の檀家衆にいたく愛されている感じが伝わってくる。

 明治時代の発願ではあるが、ご本尊の不動明王像は、天智天皇の子孫である理源大師(平安時代半ば)が造られたものであるという。

 咸宜園でコーフンし、ドヤドヤと境内になだれ込むと、お寺でご歓談中のおばちゃんたちから「どっから来たですか?」と話しかけられる。同行のM氏によると、こういうよそ者が大好きで、かまってあげずにはおられない、お節介したくなってしまうのは天領ならではの気質であるという。M氏は長崎出身。

執筆者: 高野龍也
高野龍也 1971年福岡市生まれ。
印刷会社営業から、地元出版社勤務、フリーペー パー発行などを経てフリーライターに。2001年から3年間、某紙 企画で九州各地を取材して放浪。市町村単位で150市町村を踏破。 2005年10月よりペーパーカンパニーに参画。現在も紙面、企業広報紙、ホームページなどにて執筆。趣味は、写真を撮ること。パイプおよび喫煙。散歩。
コメントを投稿





トラックバック

このエントリーのトラックバックURL