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二十八踏み目 宗像大社 その一 辺津宮

2007年09月20日
宗像大社は三位一体

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●宗像大社 辺津宮
 所在地 福岡県宗像市田島
●祭神
 辺津宮: 市杵島姫神(いちきしまひめかみ)
●ご利益
 交通安全

 福岡県在住ならば、初めてマイカーを持った時に、ひとまず宗像大社へドライブ。という経験をした人が多いのでは。交通安全の神様としてあまりにも有名ゆえに、参拝すると事故に遭うなんてジンクスまで生まれた宗像大社。ここは、なかなかにオモシロ神社なのである。



 宗像大社は、宗像市田島にある辺津宮、筑前大島の中津宮、「海の正倉院」こと沖ノ島の沖津宮の三宮で一社である。ボクらがドライブでホイホイ行っている“宗像大社”では、三分の一のご利益しかないのではないかと不安になったが、それは心配ご無用である。
 以前、神主さんに尋ねたら「安心してくらはい」と笑顔でお答えいただいた。辺津宮には、第二宮、第三宮があり、それぞれに中津宮、沖津宮が御分霊されている。また、宗像神は、道主貴(みちぬしのむち)とも呼ばれるそうで「むち」は最高の神様に付けたもう尊称とのこと。hetumiya02.jpg
 日本の神様の法則では、分社にお参りしても本社に祈願したことと同じである。

 祭神は、宗像三女神と呼ばれる田心姫神(たごりひめかみ)湍津姫神(たぎつひめかみ)市杵島姫神(いちきしまひめかみ)で、それぞれ、沖津宮、中津宮、辺津宮にお祀りされている。三女神は、天照大神と素盞嗚尊が姉弟ゲンカをした時に、天照大神が生んだとされる。
 宗像の地と宗像一族は、古くから大陸との交流が行われていて、そのために交通の神様となったものらしい。

 海の神様といえば、福岡市の住吉神社。こちらは男神ではあるが、三柱の神様を総称して住吉神だ。三柱の神様という点が共通なのは、興味深いが、それが何故であるかは分からない。航海成功祈願の三点セットのようなものがあったのかもしれない。

執筆者: 高野龍也
高野龍也 1971年福岡市生まれ。
印刷会社営業から、地元出版社勤務、フリーペー パー発行などを経てフリーライターに。2001年から3年間、某紙 企画で九州各地を取材して放浪。市町村単位で150市町村を踏破。 2005年10月よりペーパーカンパニーに参画。現在も紙面、企業広報紙、ホームページなどにて執筆。趣味は、写真を撮ること。パイプおよび喫煙。散歩。
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