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六十三踏み目 竹下地禄神社
2008年05月26日
●竹下地禄神社
所在地 福岡市博多区竹下5ー8ー18
●ご祭神
埴安命
●ご利益
農耕の神。土地を守る神。お通じにいいかもしれないぞ
ウンコから生まれた!
かつては公園や運動場の砂場に、明らかな小動物の糞がよく混入されていた。
異常に臭かったし、山などを作るときにヌニャって。今はどうなんだろう?
竹下地禄神社も、幼少のボクのプレイスポットだった。清浄であるはずのご神域に、なぜか不浄なウンコが落ちていた記憶があるが、子どもの遊び場に糞尿は付き物なのだろうか。
地禄神社の地禄とは、土地を富ます、という意味があるそうで、竹下地禄神社のご祭神である埴安命はなんと、ウンコから誕生した!
イザナギとイザナミの神産み神話のクライマックス。イザナミが火の神を生んで、アソコを大火傷。その傷がもとで、息を引き取ろうとする瞬間に、もれた大便から埴安命(古事記では波邇夜須毘古神・波邇夜須毘売神の男女神)が誕生した。
またゲロからは金属の神様、オシッコからは水の神様が生まれたという。
ああ、この手の話を書くのは楽しいなぁ。
ということで、土を富ます=堆肥と考えると、埴安命がウンコから生まれたというのは、理にかなっている。
いにしえの人たちは、何でもかんでもありがたがったようで、こういったスピリチュアリティはシヤワセを呼ぶのではないかな、と想像する。
土の神様ということで、農耕の神様となったのはもちろん、土地そのものを守る神ともなった。
現在でも建物を建てるときには地鎮祭を行うことが多いが、このときに埴安の神も一緒に祀られることが多い。
意外に身近でお世話になっているかもしれない。
● 執筆者: 高野龍也
高野龍也 1971年福岡市生まれ。印刷会社営業から、地元出版社勤務、フリーペー パー発行などを経てフリーライターに。2001年から3年間、某紙 企画で九州各地を取材して放浪。市町村単位で150市町村を踏破。 2005年10月よりペーパーカンパニーに参画。現在も紙面、企業広報紙、ホームページなどにて執筆。趣味は、写真を撮ること。パイプおよび喫煙。散歩。
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