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しょーがないじゃ しょーがない
「ええじゃないかええじゃないか」の阿波踊り。徳島県の自殺率は、全国一低い。「しょーがないしょーがない」の日本は、先進国の中でも自殺率が最も高い。
「しょーがない」を「ええじゃないか」に切り替えることがヒトの営みであり、それに気づき促すことが本来のマーケティングである。
マス媒体も、広告代理店も、これを放棄している。
しょーがないじゃしょーがない。へそ社長は、しょーがないのが嫌なのである。

SNSに興味をなくした日本人っ。

2008年11月15日

俺は、企画書を1億万枚書いたぞっ。
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最近、めっきりSNSへのお誘いが少なくなったなぁ。
SNSに入ったものの、最近、覗きにも行ってないなぁ。
そう感じている人は多いのではないだろうか。
実際に、利用者の55%が「SNSへの興味を失っている」というデータが出ている。
日本人は、どうもSNS体質ではないようだ。



シノベイトが行ったSNSに関する実態調査が昨月発表されている。世界17カ国、13,000人を対象としているようだから、その信憑性は高い。
その結果を見てみると、お国柄出ていてなかなか面白いっ。
いくつかのデータを抜粋してみる。


「現実世界よりもネット上の友人の方が多い」そうだと回答したのは、SNS利用者の21%にとどまった。
同意する人の割合が多いのは、UAE(37%)、南アフリカ(35%)、アメリカ(32%)に比較して、
日本は11%と調査対象国の中でも下位に位置している。

「現実世界の友人よりも、ネット上の友人の方が楽しい」
同意した人はSNS利用者の14%のみ。
同意する人の割合が高いのは、UAE(37%)、インドネシア(36%)、インド(32%)、南アフリカ(24%)。
一方、同意する人が最も少なかったのはドイツ2%で、日本は、8%。



「現実世界よりもネット上で友人を作る方が簡単だ」SNS利用者の約半数(46%)がそうだと答えている。
同意する人が多かったのは台湾(65%)、次いでインド(64%)。SNS先進国のアメリカでは59%が現実世界よりもネット上で友人を作る方が簡単だとしているのに対して、日本は34%にとどまっている。

「SNSへの興味を失って来ているか」
この問いには、SNS利用者の36%が同意している。
その割合が最も高いのは日本で55%。ちなみに、アメリカは、45%である。


GREEやMIXIが生まれたのが2004年。
たった4年で、こんなモチベーションが下がっているとはお驚き。
CGMともてはやされたインターネット内のメディアも、その日本人の特性故に、
まことに短い合間に、衰退期を迎えている。



考えてみると・・・MIXIが日本では最大のSNSではあるが、ヤフーやGoogleのように、暮らしの中で絶対的なポジションを得てはいない。一時のように、MIXI内の友達の数を自慢するヒトも、まわりから居なくなった。


シノベイトの調査レポートの中に、次のようなコメントがある。
「日本では、『友人』という言葉や関係は、重いものとして捉えられています。昨日出会った人を『友人』とは呼びにくい。その意味でも、ネット上で友人を作る方が簡単だとは言えないのでしょう。」
「日本では短期間のうちにSNSの人気が高まったため、これが一過性のものであったという点は否めません。ミクシィのブームが最高潮であった時、誰もが友人をミクシィへ招待しました。SNSにそれほど興味がなかった人でも、とりあえずミクシィに参加したのです。当然ながら、それは長くは続きません。また、ミクシィ上の友人は、実社会でもすでに友人であるケースが多く、利用者は、再び従来のコミュニケーションスタイルに戻ったということも考えられます。」


ネット内だけの友人を、ほんとうの友人だとは思えない感覚は、究めて日本人的で健全である。また、従来のコミュニケーションスタイルに戻ろうとする「揺り戻し」の現象も、成熟の結果なのだと信じたい。
「技術に振り回されリードされる人」ではなく、「人を中心に、技術を最適に使う」ことへの渇望が、市場から沸々と湧いているのではないかと考える。
人間は、市場は、螺旋的に発展している。その良い答えだと思う。



販促の世界では、
インターネットの中のメディアと他メディアをリンクさせて成果を出そうという
「クロスメディア戦略」が主流となってきた現在だが。
マス媒体への畏敬が極端に落ち込み、その効果が見えず・・・
頼りにしたい口コミ戦略の核であるCGMまでもが、この現状では、
いま提案されているその戦略の成果も怪しいものだ。確証がない。
それぞれの媒体をひとつの「機能」として結びつけているような「クロスメディア戦略」は、
ただの「媒体遊び」にしかならない。その結果は、たかがしれている。


「クロスメディア戦略」のキモは、
「日本人への洞察」であり、「暮らしの動線の理解」であり、
「リアルなコミュニケーションの回帰」である。


某通販会社が、繁華街の飲み屋をひとつひとつまわるという「昔ながらのサンプリング」戦略で、大きな成果を上げたという話しを、つい最近耳にした。

ネット内のコミュニケーションにも飽きて、
マス媒体への信用もガタ落ちの、いまの日本人には、
基本中の基本の「SP戦略」が、一番効果が高いのかもしれない。



クロスメディア戦略のコアは、
ネットでもなく、マス媒体でもなく、
「セールスをプロモーションする人間」であることが正しいのではないかと考える。

執筆者: 中村修治/へそ社長
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