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イチローを越える「真の功労者」。
WBCは、痺れた。侍ジャパンの連覇は、経済に活力を生み出す良い材料。
そして、その優勝の裏にあった深いイイ話を読むと、さらに日本人であることを誇りに思う。
そこに、イチロー以上の連覇の鍵が見えてくる。
準決勝のアメリカ戦の翌日。産経新聞の朝刊に、小さなコラムが掲載されていた。
ニューヨークタイムズ紙が伝えたベテラン・スカウトのコメントが紹介されている。
『日本の試合前の守備練習にはうなる。そこで、選手が捕球するゴロの数は、大リーグの選手の一週間分より多い。日本選手の基礎の確かさが、これでわかった』
さらに・・・
『コーチのノックのうまさはどうだ。右に左に打ち分け、バックハンドで捕球させ、強いワンバウンドを打ち、バックスピン、トップスピン、緩いゴロと千変万化。ノックするコーチと捕球する内野手の動きがシンフォニーの演奏のように正確に連動し、野球の美しさとはまさしくこれ、と舌を巻いた』
とある。
侍ジャパンには、現役の一流選手を支える、元祖サムライ達が居たのだ。
ドジャース球場での試合前の守備練習。
米国のスカウト達から、それは、侍達の厳粛な稽古や鍛錬に見えたのだろうなぁ・・・。
イチローは、優勝が決まったあとの共同記者会見で、
「侍ジャパン」と命名されたことに、最初の一番高いハードルがあったと回想していたが・・・
今回のWBC連覇の最大の功労者は、
「侍ジャパン」という命名者ではないだろうかと考える。
「長嶋ジャパン」「星野ジャパン」「ジーコジャパン」・・・・
その流れを継承せず「原ジャパン」と呼ばせなかったことに、
原監督の采配の妙を感じるのは、私だけだろうか。
「侍」を主役にしたチームづくりは、大成功だ。
「星野ジャパン」は、五輪で惨敗した。
星野監督のためのチームは、日本のための「侍」に成りきれなかったのだ。
選手達が「侍」と呼ばれ、マスコミで「侍」と連呼されて・・・
そのモチベーションは、さらに上がったのだ想像する。
そして、練習の時から、一部のスキも見せない華麗な連携プレーを魅せた。
ノックをするコーチまでも、元祖「侍」であった魂を思い出させた。
「侍ジャパン」の命名者に、やっぱり一票だ。
「原ジャパン」だったら、こう上手く行ってなかった気がする。
ネーミングの勝利である。