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自分のことなんて、胸に手を当ててみてもわかるわけがない。

2012年06月15日

というのをかみしめる深夜。
だって、胸には脂肪しかないからね。大切なのは、の・う・み・そ♪



私は推理小説が好き。もうずっと言っていますが。
推理小説の好きなところは、犯人が分かった時の爽快感が好き。


「私はあの列車に乗っていました!証拠もあります」
「いや、あの列車に乗っていて、変装して途中下車して、車を準備していて、高速に乗ったら、犯行は可能だ!」


えーーその真実は1つって言っていいのー!っていうの、好き。


同様な感じで、数学も好きだった。
高校まで、理系、特に数学が大得意で、あのころの私は解けない数学はないんじゃないかと、それくらい好きだった。


なぜならば、真実はいつも1つだから。コナン風。
金田一少年風に言うと、なぞはすべて解けた的な。
答え1つ。その目標に向かって、走り続ければいい。


そんなはっきりし白黒つくものが好きな私が、文学部に行って、よかったなと思えるのは、答えは1つじゃないってのがわかったこと。
というか、世の中答えは1つじゃないんだな、って思ったこと。
というか、だれも答えを出してくれないって思ったこと。

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揺らぐことも、決めることも、楽しいことも、悲しいことも、進むことも、戻ることも、泣くことも。


それぞれの人の眼に映っているどんな私も答えであり。


その私という答えをむき出しに生きるのか、見極めるのか、隠すのか、どうするのかに私の責任があって。


どのように動くのか、私はそれに対して誠実でなければ、ならない。


社会が、推理小説みたいに、数学みたいに、すっきりする答えを持つものでないということを学んだから。
せめて、誠実に考える。


そんなことを思っていたら、ものもらいができた。


ちなみに、実家の熊本では、ものもらいのことをおひめさまという。


ほら。こんなちぃっぽけなできものでも、答えは1つじゃない。


なんて世の中だ。
ものもらいに、励まされる夜もあるってこと。

執筆者: anamiho